解説資料

滋賀県河川防災カメラとは

滋賀県河川防災カメラは、川の様子を5分毎に静止画撮影して更新することにより、防災に役立つ情報を提供します。
平常時は、普段の川の形状や姿を知っていただき、川に親しみをもってもらい、大雨時には川の様子を確認し、浸水被害の防止や迅速な避難に役立ててもらうことを目的にしています。

本システムの使い方

河川防災カメラを活用して、いざというときに備えましょう。
主な機能や操作については、操作方法をご覧ください。

(1)普段の川の様子を確認しておきましょう。

 普段、どれくらいの水が流れているのか、川の形はどのようになっているのか、量水標(右図.量水標)のしるしはどの高さについているのか・・・など、晴れた日に撮影画像を確認しておきましょう。 実際にカメラが撮影している場所を見に行くのもよいかもしれません。各カメラ局の個別ページには、普段の川の様子の撮影画像を載せていますので参考にすることができます。
 もし今、雨が降っていて普段の川の様子が分からない時は、カメラの過去画像検索を使うことで、7日前までさかのぼって川の様子を見ることができます。


量水標

(2)大雨が降ってきたら。

 川の水位が上がってきます。撮影画像には、現在の水位情報も一緒に表示しています(撮影画像は5分毎に更新しますが、水位情報は10分毎の更新ですので注意してください)。
 川の水位がどんどん上がって、普段あまり見ないほど水位が上がってくると、すさまじい水の勢いや濁流が撮影画像でとらえられ、恐怖を感じることすらあります。このような時は、いざという時にすぐに避難することができるよう準備をしたり、もし水があふれた時のために家財を高所に上げるなどの対策や、水防活動を行うなど、判断に活かしてください。
 また、家族や地域で避難のタイミングについて話し合っていただくことも大切です。

(3)その他の機能

 過去画像検索画面で、一覧表示された撮影画像をクリックすると、撮影画像の連続再生(アニメーション)を見ることができます。
 携帯電話用の配信サイトがあります。パソコンのインターネットが使えない場合でもアクセスすることができます。

携帯サイトへはこちらのURLからアクセスできます。

http://c.shiga-bousai.jp/shigapref/m/

バーコード読取機能のある携帯電話は右のバーコードからもアクセスできます。

QRコード

カメラについて

カメラは夜間でも照明なしで川の様子が分かるように、超高感度撮影素子を搭載したものを採用しています。(一部例外あり)
また、プライバシー確保のため、住宅地等が大きく映り込む場所では、遮蔽板を設けてカメラに映らないようにしています。

利用上の注意事項

システムは、現地に設置したカメラが5分毎に撮影した静止画像を、ホームページに公開するまでを全て自動で行っています。そのためカメラが撮影した画像にはインターネットでの公開上不適切なものが映り込む可能性があります。管理者が覚知した場合は速やかに削除の措置を取るものとします。また、カメラに個人等が映り込むなど、適当な理由と判断されるものについては申し出により削除の措置を取るものとします。
本システムで提供している水位情報は、無人観測所などから送られてくるデータを観測後直ちにお知らせする目的で作られています。そのため観測機器の故障や通信異常等による異常値がそのまま表示されてしまう可能性があります。
予期しない障害や、点検または工事などにより予告なしにシステムの停止が起こる場合があります。
本システムの管理・運用にあたっては、「滋賀県河川防災カメラ運用要領」によるものとします。